工芸品 染織 / 江戸
白鼈甲(べっこう)製の大振りな簪(かんざし)は、江戸時代の武家女性が改まった場で用いたもの。鼈甲は、玳瑁(たいまい)という海亀の甲羅を原料とするが、斑(ふ)の入らない白鼈甲は最高級品であった。稲葉家から寄贈された髪飾り類は、櫛・笄(こうがい)・簪あわせて三十七件を数え、中には明治時代の品も含まれている。
擬鼈甲櫛・笄・簪
柿珊瑚鼈甲差込簪
琴柱白鼈甲簪