ドブネ どぶね

民俗 有形民俗文化財 / 昭和以降

  • 番匠光昭(船大工)
  • ばんしょうみつあき(ふなだいく)
  • 富山県氷見市
  • スギ・アテ・ケヤキ・ホウサ
  • 全長712cm(実物の1/2スケール)
  • 1点
  • 富山県氷見市中田645 氷見市文化財センター
  • 氷見市立博物館

近世初頭から昭和30年代まで、氷見の定置網漁を支えたのが網取り用の木造船のドブネである。
ドブネは、刳材オモキを組み込んだオモキ造りの構造を持つ日本海沿岸特有の木造船。一般的な和船に比べて直線的な船体が特徴で、昭和30年代の大規模化した定置網漁に用いられたドブネは全長14~15mを測る大型の漁船だった。刳材オモキの存在に加え、接着剤としてのウルシの使用、接合に多用される木製カスガイのチキリなど、オモキ造りの造船技術を色濃く残す。 
定置網漁に欠かせない存在だったドブネだが、オモキに用いるスギの巨木が入手困難となったこと、棚板造りのテントの普及が進んだことなどにより、昭和35年頃を最後に新造されず、昭和40年代には使われなくなった。
氷見型のドブネは現存しないため、平成28~30年、オモキ造りの技術を受け継ぐ氷見の船大工の手によって、2分の1スケールでの復元が行なわれた。

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