弦朝顔ガラス杯 つるあさがおがらすはい

工芸品 ガラス / 江戸

注がれた酒を飲み干すまで床に置くことができない可盃(べくはい)の一つ。杯の下部から細長い管を伸ばし、輪を作るように捻(ねじ)った後に上方へ吸い口を設けています。杯の口縁(こうえん)は研磨、吸い口は火で焙(あぶ)って滑らかに仕上げたのでしょう。
弦朝顔盃は、京都の医師・廣川獬(ひろかわ かい)が長崎滞在中の見聞をまとめた『長崎聞見録』(寛政12年[1800]刊行)に挿絵入りで紹介されています。同書には「此盃ハ硝子にて作る、酒和らぎて飲よき物也。長崎硝子細工屋にあり」とあります。実際に弦朝顔盃を使用してお酒を飲むと、どんな味がしたのでしょう。

【びいどろ・ぎやまん・ガラス】

弦朝顔ガラス杯 つるあさがおがらすはい
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