日本画 絵画 / 江戸
幾重にも積み重なった滝、密生する竹林をぬけて走る沢を描く筆遣いは、細やかに柔らかく押えられ、絖地のつやと相まって、潤いのある瀟洒な空間が描かれている。山水画の注文を受けた時には、中林竹洞を紹介したと伝えられるが、決してその技量が劣っていたからではないことを示す作品である。梅逸の表現力が頂点に達する、弘化~嘉永頃の作品と見られる。
花卉草虫図
山本梅逸(1783~1856)筆
琵琶湖真景図
中林竹溪(1816~1867)筆
青緑山水図
中林竹洞(1776~1853)筆