版画 その他
古代史42 「賢者たちに質問されるテレマコス さても高邁なるヌケサク先生の、でっかいりっぱなご尊顔を拝し/テレマコスは抜かりなく、偉大なる神々の御名にかけて誓った/なんなりとこの生えかけの口髭、進呈せんと/かくも雄大なるみなさまの、まばゆきオデコに」(フェヌロン、第24書)
ドーミエ、オノレ
古代史29 「テレマコスとメントール やつれ惚けた、だいじな若さまみるにつけ/姫への想いはどんどんつのってくるわい、身を焦がしてるわい、こりゃいかん/そこでご隠居、拳固ふりあげどやしつけ、思いっきり放り込んだよ水んなか/このバカもんに、妖精の島出て行かしょうと」(デュポンシェル氏のただひとつの、すぐれものの4行詩)
古代史27 「愛にやつれたテレマコス お目付役がたえまなく、ガミガミ言うのも、どこ吹く風/朝ごと彼はフラフラと、花々を生け捕りに、摘みにゆく/もっと輝くよなピッカピカの花ないか、かわゆいあの子に/あげるんだ、あのゾクゾクするよな、じゃじゃ馬娘が/ピラピラした襟のした、喉もとにちんまり飾る花なんだ」(アルフレッド・ド・ミュッセ氏のタバコ)