アルファベットの皮膚 No.3

絵画 油彩画

  • 荒川修作  (1936-)
  • アラカワ、シュウサク
  • 昭和41-42年 / 1966-67
  • アクリリック・キャンバス・3面
  • 240.0×472.5
  • 右下に署名、年記、書込み
  • 9回日本国際美術展 東京都美術館 1967

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ALPHABET SKIN No.3
ALPHABET SKIN No.3
1966ー67(昭和41一42)年
合成樹脂絵具、麻布 240×472.5㎝
polymer on canvas
第9回日本国際美術展(国立近代美術館賞)
1960年篠原有司男、吉村益信らとネオ・ダダイズム・オルガナイサーズを結成し、反芸術的な運動を推進していたころの荒川は、奇怪なセメントのオブジェによる情念的作品をつくっていた。1961年12月の渡米以後、1962年に出会った詩人マドリン・H・ギンズなどに触発され、またアメリカという土壌の中で図式絵画に取り組むようになった。
1967年の第9回日本国際美術展に出品されたこの〈アルファベット・スキンNo.3〉は、各縦240㎝、横157.5㎝の3枚の画布からなり、天井(または空)と壁と床を仕切る線の中に、上からの視点で室内をとらえている。壁を表す仕切り線の中に窓は簡潔直載な線で、立体的、俯瞰的に描かれ、室内の事物は線やアルファベットで示されている。PILLOW、TELEPHONE、LAMP、SHADOW、HEAD、CHAIR、FOOT、CLOTHES、FLOWER、DESK、MIRROR、CATの文字が淡彩で書きこまれ、画面は建築図面のブルー・プリントを見るように、あっさりと仕上げてある。ここでは、あらゆるものが記号化され、図式化され、クールな都会的官能性が、あえていえばポエティックに直戴に表現されており、イメージの知覚、意味の伝達、思想の表現を新しくとらえなおした図式的画面となっている。

アルファベットの皮膚 No.3

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