稲垣稔次郎(1902-1963)
結城紬地型絵染着物 竹林
INAGAKI, Toshijiro
Kimono, "Bamboo Grove", stencil dyeing on Yuki-tsumugi silk
1958(昭和33)年 絹、型染
160.0×132.0
京都に住んだ稲垣稔次郎は、後年、身近な自然の情景や風物、物語をテーマに叙情に満ちた型染作品を発表しました。素朴な紬地に植物染料で染められたこの作品では、反復や回転など型紙を簡明かつ洗練された構成力で自由に用いて、風にそよぐ竹林の清廉と秋草の風情とを詩情豊かに表しています。陽光に輝く竹の葉には金箔が押されています。