金重陶陽(1896-1967)
備前焼耳付水指
KANESHIGE, Toyo
Water container with ears, Bizen ware
1958(昭和33)年 陶器
h20.0 D21.5
桃山時代の矢筈口水指にならった形の作品で、どっしりとした存在感と風格のある水指です。箆(へら)目が無造作な感じでつけられ、表面にはサンギリと呼ばれる備前独特の窯変が見られます。金重陶陽は桃山時代の古備前に注目し、備前焼の持ち味である「土味(つちあじ)」を生かした制作に近代備前の進むべき方向を見出していきました。