あるペシミストの手記 D

絵画 油彩画

  • 神原泰  (1898-1997)
  • カンバラ、タイ
  • 大正12年 / 1923
  • 油彩・キャンバス・額・1面
  • 60.6×50.0
  • 1回アクション展 東京、日本橋三越 1923

34
かんばらたい
神原泰(1898−)
KAMBARA,Tai

あるペシミストの手記C
Note of a Pessimist C
1923年
東京国立近代美術館蔵

35
かんばらたい
神原泰(1898一)
KAMBARA,Tai

あるペシミストの手記D
Notes of a Pessimist D
1923年
東京国立近代美術館蔵(作者寄贈)

前衛詩人で日本の先駆的な抽象画家の一人である神原泰は,1920年代の前衛美術運動のリーダー的存在であった。画家としては独学の詩人が日本の抽象絵画を開始したのである。彼の場合,詩も絵画もともに同じ心の回路から出たものである。連作≪あるペシミストの手記≫には,フォルムが明示されるものと画面の流動が支配的なものの両方があるが,小品ながら日本の最初期の抽象作品の試みとして貴重な作例である。連作中のこの2点は,強烈な色彩対比と大胆で流動感あふれる筆の運びが顕著でみずみずしい感性が現れている。


あるペシミストの手記 D

ページトップへ