アルプスへの道

絵画 油彩画

  • 児島善三郎  (1893-1962)
  • コジマ、ゼンザブロウ
  • 昭和26年 / 1951
  • 油彩・キャンバス・額・1面
  • 73.0×91.0
  • 左下に署名
  • 19回独立展 東京都美術館 1951

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アルプスへの道
Route to the Japanese Alps
1951年
油彩・麻布 73.0×91.0㎝
独立美術協会の中心作家であった児島善三郎は、ヨーロッパで古典絵画やドランなどに影響を受けて帰国したが、その後西欧絵画の追随にあきたらず、日本人としての日本的洋画の創造を標傍し、それを果敢に追求実践した。彼は桃山障壁画や琳派に見られる感性、装飾性、また南画の大胆な表現形式などの伝統的な日本美術に含まれる抽象性や主観を、西欧絵画本来の思考や手法と融合させ、現代美術によみがえらせようとつとめた。そして優れた色感と強靭(きょうじん)な造形力で、壮麗な独自の絵画世界を展開した。この作品は、こうした主張のもとに多年打ちこんできた風景描写の一つの頂点を示すものである。見慣れた日本の自然をとらえて、大づかみの仕大なパターンで組み立て、一方ではゆったりした筆触で描写し親しみのある味を見せている。さまざまな形の流れる雲と山々の稜線が、荒々しい骨格の線で描かれ、それが鮮明な色調とあいまって大自然の呼吸が画面に息づいている。

アルプスへの道

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