木造如意輪観音坐像
もくぞうにょいりんかんのんざぞう
概要
等身の六臂如意輪観音像で、十三世紀半頃の作品である。この像種のものは北較的良い遺品が少なく、なかでこの像はいまだ鎌倉彫刻の写実と技巧の格調を失わず、特に当代初期に流行したいわゆる宋風を顕著に伝える中央作として注目される。附の納入品は、浄土宗西山派の高僧、円空の発願になり、建長八年(一二五六)に書写されたもので、これらの資料的価値も見逃せない。
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