蒔絵牡丹文紫色ガラス徳利
概要
蒔絵によって大輪の牡丹をあらわした2本セットの徳利。吹竿に熔けたガラスを採り、胴部に丸みをもたせた後、ガラスの重みに任せて首を引き伸ばしたのでしょう。注ぎ口は焙って成形しています。牡丹は漆で意匠を描いてから、その上に金粉を蒔いてあらわしていますが、経年によるものか一部が剥がれ落ちています。富貴の象徴である牡丹を優美に描き出した本器は、酒宴を華やかに彩ったと想像されます。しかし持ち上げると驚くほど軽く、大変薄いことが分かります。お酒を注ぐ際にはかなり注意を要したことでしょう。
【びいどろ・ぎやまん・ガラス】
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