水ノ子島灯台 旧吏員退息所

みずのこしまとうだい きゅうりいんたいそくしょ

概要

水ノ子島灯台 旧吏員退息所

みずのこしまとうだい きゅうりいんたいそくしょ

九州

大分県

明治/1904

木造及び煉瓦造、建築面積二四三・一一平方メートル、平屋建、便所附属、桟瓦葺

1棟

大分県佐伯市鶴見大字梶寄浦字下梶寄537番1

重文指定年月日:20260115
国宝指定年月日:

佐伯市

重要文化財

九州と四国を分ける豊後(ぶんご)水道(すいどう)の孤島、水ノ子島に位置する高さ41mの洋式灯台で、艦船の航行が増加する中、水道の重要な目標として設置された航路標識である。設計監理を逓信省(ていしんしょう)航路標識管理所が担い、明治34年3月に着工、明治37年3月に竣工した。灯塔は外側が石造、内側が煉瓦(れんが)造の二重壁構造をもつ。内部は9層からなり、上部2層を鉄製とする点や、灯塔内に貯水槽や燃料室、詰員寝室を備える点は独特である。豊後水道の岩礁上という厳しい条件下にあって、必要な施設を備える工夫が見られ、近代航路標識整備の展開を知る上で価値が高い。対岸となる佐伯市の鶴見半島に建設された旧吏員退息所と旧物置所も当初の姿を伝え、あわせて保存を図る。

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