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山梨県・甲府市
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))山梨中央銀行(旧名取家住宅)茶室水月山梨県甲府市中央二丁目471-1
甲府城下に位置する旧実業家の茶室。敷地奥に建ち、西半は切妻造桟瓦葺で南面に銅板葺土庇を通し、東半は東西棟の水屋とする。茶室は四畳半で北面に床を設け、細竹を棹とする棹縁天井張で南面は躙口を開き、掛込天井とする。良材を用いた上質なつくりの茶室。
国指定文化財(国宝・重要文化財(美術品))深鉢形土器山梨県甲府市下曽根町923
安道寺遺跡は、甲府盆地北東部の台地上に立地する縄文時代中期の集落遺跡で、17号住居跡内の土坑から出土した深鉢形土器である。
きわめて大形の深鉢形土器で、底部は平底である。渦巻文や円形文・蛇行文などが複雑に施文される四単位の大仰な把手が最たる特徴で、こうした過剰な装飾が器面を埋めている。この特徴は、中部高地を中心に分布する縄文時代中期後半期の曽利式土器に特有で、把手装飾などの諸特徴から「水煙文土器」と呼称され、曽利式の初期段階に位置付けられている。大きさに対し、9割が残る遺存状態は特筆される。
また、他の深鉢形土器1箇と別個体の把手4点が、共に埋納された状態で発見されている。
本深鉢形土器は、曽利式土器の研究における基準資料であり、埋納という象徴的な出土状況は縄文土器の儀礼的利用の実態をよく表している。姿形の卓越性、複雑な文様の装飾性は、中部高地における縄文時代の造形技術の極致と言えよう。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))萩原家住宅(旧大木家住宅)翁姿庵雪隠山梨県甲府市湯村三丁目508-1
茶室の北に位置し、南面して建つ雪隠。寄棟造茅葺(鉄板仮葺)東西棟で、内部は東西二室に間仕切り、西は板床に大便器を据え、東は大理石張の土間床に小便器を据える。上部は天井を張らずに扇状に配った垂木をみせる。小規模ながらも上質なつくりの雪隠。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))萩原家住宅(旧大木家住宅)翁姿庵茶室山梨県甲府市湯村三丁目508-1
甲府市内北西部の住宅内に位置する茶室。寄棟造茅葺(鉄板仮葺)の南北棟で、西面北寄りに軒を網代編とした土庇を付す。内部北は二畳台目向板の茶室、南は板間の水屋で、室境に火灯口を開ける。煤竹の廻縁でキリ板の天井など材料吟味し、丁寧なつくりの茶室。