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長野県
国指定文化財(重要文化財)旧吉村順三別邸長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字南吉ヶ沢1354番地8
軽井沢町東部の矢ケ崎川左岸に茂る木立の中に敷地を構える。東京藝術大学で教鞭を執った建築家吉村順三が、昭和37年に建てた自らの別荘。鉄筋コンクリート造の1階に、大きく張り出した木造の2階と中3階を載せた建物で、片流れの屋根をかけ、自然に溶け込む美しい形態を実現した。アントニン・レーモンド建築設計事務所で培った、スギ現しの内外装、開放的な開口、快適な半屋外の空間などの手法を洗練させた吉村の別荘建築における代表作。基準寸法に通常は使用しない2尺を用い、細部の収まりを精緻に検討して、コンパクトな正方形平面に生活の機能を巧みに収めている。鉄筋コンクリート造によるテラスや吹抜けで繋がる居室等により豊かな空間を創出した木造のモダニズムの秀作。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))碌山美術館美術の倉長野県安曇野市穂高5095-1
開館10周年を記念して建てた収蔵庫。煉瓦造基礎の高床で払下げの枕木を積上げて壁体とする。切妻屋根は石置板葺風モルタル塗で、破風板上部に多数の十字架を飾る独特な外観。建設工事に地域の教員や学生が奉仕し、小規模ながら敷地景観を特徴付ける収蔵庫。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))碌山美術館グズベリーハウス長野県安曇野市穂高5095-1
碌山美術館開館10周年を記念して建てた展示室兼休憩室。払下げの枕木を積んで壁体とし、切妻屋根は石置板葺風モルタル塗の独特な外観。小屋はキングポスト・トラスとし、屋根東面に天窓を開ける。建設工事に地域の教員や学生が奉仕した山小屋風の展示施設。
国指定文化財(登録有形文化財(建造物))水明楼長野県小諸市丁字中棚町455-1
小諸城跡南側の西斜面に位置する小諸義塾塾長の木村熊二の旧書斎。二階建寄棟造茅葺で、二階の南・西面を廻る濡縁に庇を付し、東面に下屋を付す。二階南半は座敷とし、床を構え、書院に大きく下地窓を開ける。島崎藤村などが訪れた眺望優れた楼閣風の建物。