三岸節子肖像

みぎしせつこしょうぞう

概要

三岸節子肖像

みぎしせつこしょうぞう

岡田三郎助  (1869-1939)

おかだ・さぶろうすけ

大正12年/1923年

岩絵具・キャンバス

45.8×33.3cm

1点

画面右端に署名・年記:S.OKADA 1923

一宮市三岸節子記念美術館

三岸節子が女子美術学校の西洋画科で岡田三郎助に師事している時期に描かれた作品である。岡田はある時期、雑誌「主婦の友」の表紙絵を手がけていたのだが、本作品は、節子がそのモデルとなったことがきっかけで描かれた作品である(「主婦の友」1923年9月号の表紙のモデルが節子)。節子によれば彼女をモデルに5,6点が描かれ、そのうち気に入った1点を譲り受けたが、アカデミックな画風を好ましく思わない好太郎が売ってしまったという。現在、当館の作品を含め3点が残されている。工芸にも造詣が深く古裂などを収集していた岡田は、それぞれ異なる着物やかんざしを身につけさせて描いている。3点のうち本作品のみ岩絵具が用いられ、少女の可憐な姿が丹念な筆使いで描かれている。節子をモデルに様々な表現を試みていたことが分かる。

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