染付七宝繋ぎ文蕎麦猪口
そめつけしっぽうつなぎもんそばちょく
概要
猪口は、そばのだし汁、水呑、湯呑、酒杯、また、あえ物などを盛る向付として使われていた多目的食器で、17世紀初頭から有田地方で焼かれていた磁器であり、伊万里の港から全国に出荷されていた。そのほとんどに染付が施され、工人たちの創造力を反映している。来客、年中行事や婚礼の祝儀の際に用いられた数物であり、日頃は大切にしまわれていた。七宝とは、同じ大きさの円の弧を四分の一ずつ重ねた連続文様。「しっぽう」の呼び名は四方からきたものという。元来、七宝とは金、銀、瑠璃、瑪瑙、真珠、硨磲(白珊瑚)、玻璃(水晶)など七つの宝のことを意味するが、この形は単独で宝尽しのひとつとしても使われる。
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