暖簾 糸巻文

のれん いとまきもん

概要

暖簾 糸巻文

のれん いとまきもん

染織

木綿/筒描

L.1740mm, W.1290mm

建物や部屋の出入り口に掛ける。もともとは禅宗の用語で、寒さを防ぐために掛けた垂れ布の意味である。近世以降、屋号や店名を印、看板と同様に店頭に掛けて使用した。店の信用や格式も意味するものとなり、「暖簾分け」などの言葉も生まれた。写真は藍染め地に、五三の桐(きり)紋と躍動感のある糸巻きの図柄が白く染め抜かれている。呉服屋で使われたものだろう。糸巻文では、縫糸を巻く四角い板や、織物用の糸を巻く枠など、様々な糸巻が使われてきた。形の面白さから、女性の着物や婚礼調度の文様に描かれている。

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