大山寺 宮殿

おおやまでら くうでん

概要

大山寺 宮殿

おおやまでら くうでん

関東

千葉県

江戸中期/1699

桁行三間、梁間二間、二重、切妻造、上重正面千鳥破風付、下重正側面軒唐破風付、本瓦形板葺、須弥壇含む

1基

千葉県鴨川市平塚1718番地1

重文指定年月日:20260115
国宝指定年月日:

大山寺

重要文化財

房総半島内陸部の高蔵山(たかくらやま)山頂付近に位置する、もと修験道の古刹。不動堂は、前身堂の宮殿を存置したまま再建された希有な五間堂で、享和2年(1802)の落慶。入母屋造銅板葺で正面に軒唐破風付一間向拝を付す。二重虹梁や独特の撥束などを用いた外陣の架構は江戸後期の発達した様相を見せ、当地域における寺院本堂の時代の指標として重要である。宮殿は元禄12年(1699)の造営。天正期前身堂の来迎柱(らいごうばしら)を内包し、須(しゅ)弥壇(みだん)と一体的に造立された独特の構造をもつ。濃密に施された華麗な彫刻や極彩色は千葉県内における早期の事例で、当地域に見られる大型宮殿の先駆例としても貴重。不動堂と宮殿は、千葉県下における修験系寺院の近世的な展開と様相を示しており価値が高い。

関連作品

チェックした関連作品の検索