花文経絣腰衣

はなもんたてがすりこしごろも

概要

花文経絣腰衣

はなもんたてがすりこしごろも

染織 / その他アジア

インドネシア サウ島

木綿/経絣

H.69.0cm

国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館

腰衣はインドネシア語でサルン(sarong)と呼ばれる代表的な衣装で、長方形の布を筒状に縫合したものである。幅が狭く、丈の長い腰衣は、ヌサ・テンガラ諸島に多く、主に女性用で胸元まで覆ってワンピースのように着用する。バリ島の東南には、ヌサ・テンガラ諸島と呼ばれる大小様々の島がある。その中でも特に東部に位置するスンバ島やフローレス島では、原始的ないざり機と天然染料を使用し、今でも美しい経絣が作られている。スンバ島に住むスンバ族は、祖先崇拝とアニミズムに基づく独自の土着文化をもち、織られる絣も他の部族のものとはかなり異なっている。文様には、馬、鹿、猿、蠍、海老などの動物文や人物文の他にオランダの紋章も使われている。また木の台の上に頭蓋骨を並べた首架紋は、スンバ族の首狩の風習を示すものである。茜や蘇芳を使用した多色の絣は、支配階級のもので、藍染の絣は平民の間で使われた。

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