邦彩蛮華大宝鑑

ほうさいばんかだいほうかん

概要

邦彩蛮華大宝鑑

ほうさいばんかだいほうかん

文書・書籍 / 昭和以降 / 日本

池長孟著 創元社刊

昭和8年(1933)

革、紙

各31.5×24.5

2冊

昭和8年(1933)、創元社より刊行された2冊1組の池長孟蒐集品の豪華カタログ。昭和2年以降に蒐集した長崎版画をはじめ、狩野内膳「南蛮屏風」、「泰西王侯騎馬図屏風」、さらに刊行直前に入手した「四都図・世界図屏風」などが収載される。自身で「大著述」と述べるように、200点以上のモノクロ、カラー図版を収載し、いわゆる作品解説だけでなく、戯曲や歌なども交えた文体で、蒐集品の魅力を伝えている。
本書は500部の印刷で、定価70円で販売。高額であったためか、国内の反応はよくなく、海外の大学や図書館に売れたという。自著『戯曲集狂ひ咲き』(福音館、1933年)では、「殆んど内容が顧みられないのは、ほんとうに淋しい気持がしますよ」と心境を吐露している。しかし、今もなお南蛮美術研究書としての地位はゆるぎない。また、戦後に池長が手放した作品も収載しており、彼の蒐集歴を考察する上でも意義深い。

【南蛮美術】

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