白河切

しらかわぎれ

概要

白河切

しらかわぎれ

書 / 平安

伝 西行

紙本墨書

縦17.2㎝ 横30.0㎝

佐藤芙蓉コレクション

平安時代中期に村上天皇の勅命で編纂された歌集「後撰和歌集」を書写した冊子の断簡。「江戸切」とも称される。本品は巻第2の巻末歌一首と、流布本には見られない一首が書写された、見開き一面の断簡である。左頁の大きな余白から、この断簡が巻末であることがわかる。伝称筆者は西行とされているが、西行真筆とされる「一品経和歌懐紙」などの筆跡とは異筆である。力強くリズミカルな書風や、使用料紙とされる「杉原紙」への書写が流行した年代から、12世紀半ば以降、7時代後期のものと考えられる。

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