方法を持つ者 IV

絵画 油彩画

  • 中村一美  (1956-)
  • ナカムラ、カズミ
  • 平成3-4年 / 1991-92
  • 油彩・キャンバス・額・1面
  • 259.0×182.0
  • 1回トランスアート・アニュアル「ペインティング/クロッシング」展 神奈川、横浜ガレリアベリーニの丘ギャラリー 1992

181 中村一美(1956− ) 方法を持つ者IV 1991−92年
 千葉市生まれ。1981年東京藝術大学芸術学科卒業、84年同大学院美術研究科(油画専攻)修了。81年初個展(画廊パレルゴン)を開催。80年代から一貫して、個人的動機に繋がるY字形、対角線、格子構造、開かれたC字形など一連の形態モチーフによる連作を通じて、絵画表現のすぐれて組織的な探究を続けている。92年「形象のはざまに」展(東京国立近代美術館)、95年「視ることのアレゴリー」展(セゾン美術館)等に出品、また2002年にはいわき市立美術館で個展が開かれた。
 〈方法を持つ者〉連作の場合、中心に置かれたY字形は、画面を三分割する純粋に形式的な要素であると同時に、樹木や孤高の芸術家の形姿といったさまざまな意味を生成する可能性をはらむ。そこでは、線の構造と色面の組織、水平・垂直線と対角線、直線的要素と曲線的要素、筆触の方向・速度・重なりなど、さまざまな要素を意識的に衝き合わせることによって、絵画の存立の条件が測られている。

方法を持つ者 IV

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