祥瑞 しょんずい

工芸技術 陶芸

  • 選定年月日:19550319
  • 記録作成等の措置を講ずべき無形文化財

 祥瑞【しょうずい】は中国明時代末期の崇禎ごろ、日本からの注文により、江西省景徳鎮で焼かれた染付【そめつけ】の一種で、器の底部に「五郎大甫呉祥瑞造」の銘をもつものがあるところからこの名がある。遺品は茶器もしくは懷石用食器で、わが国だけに伝世し、古来茶人の愛惜深かったものである。
 その特色は、ほどよく締まった純白の磁胎に、回青とよぶ華やかな呉須で独得の吉祥文様を描き、光沢の強い透明釉がかけられている。
 祥瑞の傲作はきわめて多く、江戸末期以来京都・瀬戸・九谷・有田などで盛んに作られた。現代では川瀬竹春が祥瑞写しの名手とされている。

祥瑞

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