銅板線刻十一面観音像懸仏
どうばんせんこくじゅういちめんかんのんぞうかけぼとけ
工芸品 / 平安
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平安 / 1157
- 薄い円形の銅板の表面一杯に、蓮華座上に結跏趺坐する十一面観音像を蹴彫りで表す。像は二重頭光ならびに光背を負い、右手の掌は上に向けて開き、左手に蓮華を持つ。蓮華座には弁中に網目状の線を入れて、対葉連弁を刻す。裏面は縁に耳をつくり、内部は平に鋤さらい、中央の上方に吊掛用の素鈕一箇を付す。中央縦一行に籠字体の奉納銘を刻す。
- 径20.9 縁厚0.2 (㎝)
- 1面
- 重文指定年月日:19650529
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 国宝・重要文化財(美術品)
鏡像から懸仏にかわる初期の形を伝えている。年紀は在銘懸仏の中でも、保元元年の地蔵像懸仏(島根県・宮嶋神社蔵)に次いで古く、稀有な遺例である。