版画 その他
古代史3 「天幕の下のアキレウス 頬美しきブリセイス思いかえしては涙に暮れ/勇者は暗澹たる苦悩に身を任せていた/パトロクロスがひとり空しくその武器を磨き/勇者の燃えたつ意気に息吹き込もうとした(P・・・議長の秘めたる訳文)この貴重な浅浮彫りは、ブール・ルージュ(モンマルトル郊外)の古代遺跡から、われらが疲れを知らぬ探検家シャルル・テクシエ氏によって発見された。アングル氏によれば、作者はフェイディアスに決まってるとのこと」
ドーミエ、オノレ
古代史25 「愛に参ったヘラクレス 連戦連勝で突っ走る、このいたずら小僧、愛の神さまにゃ/みんなへいへい這いつくばるよ、王さま、牛飼い、勇者に代議士/ヘラクレスさえフラフラと、天下にとどろく武勲から、おっと寄り道、暗い道/オンファレさまのおみ足に、でれでれと、がんじがらめになっちゃった」(ソーゼ氏の戯れ歌)
古代史7 「オデュッセウスの帰還 宮殿の門口で、忠犬ムク公が/竹馬の友のなかでただ1匹、はたと彼を認め/そこにいた、げに妙なる本能よ!深皿くわえて/権謀術数盛って、オデュッセウスのおそばに控えんと」(『オデュッセイア』より、ヴァトゥー氏の狂歌)