ダンテ・マリオーニ 1964-
ブルー・トリオ
ガラス/宙吹き
H.42.0-82.0, D.17.0-34.0cm 1997年
Dante MARIONI
Blue Trio
Glass / blowing
ダンテ・マリオーニは、1960年代にアメリカで始まったスタジオ・グラス・ムーブメントの第2世代にあたり、10代半ばのころからヴェネチアンの吹きガラス技術を学び、高度なテクニックを体得しているガラス作家である。しかしながら、その第一世代に見られる表現性や斬新さを追い求めた制作方法とは異なり、高度な技術を駆使しつつも、古典的な造形表現に重点をおいた制作を行っている。したがって生み出される作品は、技術を全面に押し出すものではなく、均整のとれた極めてシンプルなフォルムを特徴としている。
本作品は、「オリジナリティ」と「ビューティー」を重視して制作を行っていると語るマリオーニの言葉を裏付けるかのような、すらりと伸びた独特な器形とともに、鮮やかなボディ・カラーとアクセント・カラーの色彩が、洗練された美しさを感じさせる器である。高度な技術から生み出される独自の造形表現は早くから高く評価されており、世界各地で行われているワークショップやデモンストレーションに数多く招かれている。
1964年 アメリカ・カリフォルニア生まれ
1983年 ノース・カリフォルニアのペンランド・スクール・オブ・クラフツ卒業後、コロラド・マウンテン・カレッジ、ワシントンのピルチャック・ガラス・スクールで学ぶ
1988年 「ヤング・アメリカンズ」(アメリカン・クラフト・ミュージアム/ニューヨーク)
1989年 新鳥グラス・アート・センターのインストラクターをつとめる(1992年まで)
1997年 「グラス・ツディ・バイ・アメリカン・ステューディオ・アーティスト」(ボストン美術館/アメリカ)