毛作り人形 狆 ケヅクリニンギョウ チン

工芸品 染織 / 江戸

  • 江戸時代・19世紀
  • 4躯

江戸時代に大名家のペットとして人気を博した小型犬の狆を、大小の座り姿や立姿で表わした毛作り人形。毛植人形、いと細工とも呼ばれ、張子のボディに無縒りの絹糸を丹念に植込み、動物のような毛並みを再現している。毛植細工は18世紀後半より京都の特産品として知られたが、近代に途絶えた。縮緬地に鹿子絞りや刺繡で装飾し鈴を付けた涎掛け5枚を伴う。染織家の志村ふくみ氏(人間国宝)より人形作家の林駒夫家(人間国宝)へもたらされた。箱底に墨書「明治三拾年/小柳たね/所持」を有する。

毛作り人形 狆

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