絵画 / 江戸
あたかも鯉幟(こいのぼり)のような大きな鯉が、滝壺で悠然と水しぶきを浴び、別の一匹は力強く滝を登ってゆく。現実には決して見ることのない虚構の世界を描いているものの、私達は北斎の計算された堅固な絵画空間から、眼を離すことが出来ない。
桜花に鷹
葛飾北斎筆
菊花に虻
紺地岩波鯉文様繍箔