枝垂桜蒔絵鬘桶 シダレザクラマキエカヅラオケ

工芸品 漆工 / 江戸

  • 江戸時代・17世紀
  • 径26.4cm:高 42.5cm
  • 1合

能や狂言で小道具として使われる鬘桶。この名は、鬘を入れたためとも、タガを意味する葛(かずら)を巻いた「葛桶」から来るともいう。腰掛けに用いることが多く、腰桶とも呼ぶ。題目によっては柿の木を象徴させたり、蓋を酒杯として用いたりもする。黒漆地に金平蒔絵、絵梨地、針描を用いたいわゆる「高台寺蒔絵」の様式で、器面全体を覆う一本の枝垂れ桜を表す。舞台での使用で消耗したためか全面に丁寧な補修が観られる。

枝垂桜蒔絵鬘桶 シダレザクラマキエカヅラオケ
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