携帯用切子ガラス薬瓶

工芸品 ガラス

  • 製作者不詳/日本製
  • 江戸時代後期-明治時代前期(1844-89)
  • 鉛ガラス
  • 総高5.6 [栓]高2.2 幅1.4 比重3.0(重3.6) [身]高4.5 2.2×2.2 比重2.85(重23.7) [箱]高6.9 11.7×8.7
  • 12点一式

12点セットで伝わる栓付薬瓶。外へ持ち出すのに便利な革貼りの蓋付箱に納まっている。1㎝にも満たない栓の摘まみや身の八角形の首には、縁や角などが丁寧に研磨されている。各面を傾けて、光にあてると身も同様に研磨痕を確認できる。栓と身の首にみられる擦りガラス状になっている箇所は、擦り合わせによって抜き差しの具合を調整したのであろう。愛らしい品ながらも、時間と労力を要する作業が行われていたと推測される。江戸の硝子問屋である加賀屋久兵衛の引札には「薬篭瓶」として、本資料と同様の薬瓶を確認できる。

【びいどろ・ぎやまん・ガラス】

携帯用切子ガラス薬瓶
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