工芸品 染織 / 江戸
雛段ではおなじみの五人囃子であるが、江戸時代後期の文献によれば、上方(関西地方)では用いず、江戸(東京)で盛んに飾られたという。上方で主流の御殿雛飾りで五人囃子がほとんど見られないのは、そのためだろう。江戸時代の大名は、慶事には必ず能楽を催しており、江戸ではその様子をうつして雛段に飾ったと考えられる。
女五人囃子
御殿飾り雛