仏具の独鈷(煩悩を打ち砕く)と華皿(仏の供養のための散華を置く)が献上柄の模様になったといわれる。また、色合いは陰陽五行説では大地の色といわれる「黄」の色が使われている。物は上等でも、地味でけばけばしくない、というのが黙阿弥の目指す衣服だったという。仕立てが良い献上帯は黙阿弥好みの一品だったであろう。
角帯(縞)
黙阿弥手拭 版木
黙阿弥 初期の手拭又は浴衣の布地