版画 その他
古代史19 「アルキビアデスの若かりし頃 このカッコイイ伊達男、ギンギラギンの、花の後光に包まれて/堂々たる美丈夫で、みめうるわしく勇ましく、とまあ、そんなふうにみえたんだけど/ある日、陰口たたく者どもに、いっぱい食わせてやろうかと/なぜか自分のワンちゃんの、だいじなシッポをちょんぎった、ア、切レタ、あきれた」(テオフィル・ゴーティエ氏のギリシャ風物語詩)
ドーミエ、オノレ
古代史23 「美しきナルシス 彼は若く美しかった、うっとりとやさしい息吹で/そよ風がほら、妙なる輪郭にそっと指を滑らすよ/泉の鏡なす水面に向かい/ためつすがめつするのが好きな、私らと同じホラ穴のムジナるしす」(ナルシス・ド=サルヴァンディ氏秘作の、肩の凝らない4行詩)
古代史32 「ぐっと男らしくなったテレマコス あんまりずーっと長いこと、姫さま命でいたけれど/ある日とうとう断ち切った、みじめな腐ったこの鎖/さあ、この若きヒーローは、美しく、元気はつらつ、でっかくて、丸ぽちゃ・・・おりこうさん/言ってくれたよ、お師匠さんはうれしいぞ、じゃ探しに行こっか、パパを、って」(フェヌロン、第12巻)