絵画 油彩画 / 大正
大正12(1923)年末に黒田は宮内省に出勤中、狭心症でたおれ、翌年春小康をえて箱根に静養、5月下旬帰京、7月15日歿したが、春、小康をえたころは麻布笄町の別邸の離れが病室にあてられていた。この作品はそこから庭を見て描いたものと思われる。筆致はわずかで、ペインティング・ナイフを用いて描かれているが、一種異様な雰囲気をもち、観る者にさまざまな最後の黒田像を思いおこさせる、絶筆となった作品である。
梅林
黒田清輝筆
ゆう芳園
黒田清輝
挹芳園