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ベルトラン・ラヴィエ(1949一)
LAVIER,Bertrand
ガラスの下の絵画
Painting under Glass
1983年
アクリリック・額付き鏡
96.0×150.Ocm
個展(ロンドン,リッソン・ギャラリー)
フランスのプルゴーニュ地方のシャティヨン=シュル=セーヌに生まれる。初個展は1973年にパリで開かれ,以来,フランスやヨーロッパを中心に個展を開催。また,71年のパリ・ビエンナーレ,76年のヴェネツィア・ビエンナーレ,82年のカッセル・ドクメンタ,シドニー・ビエンナーレなど,多くのグループ展,国際展に招待されている。この作品は,額の付いた鏡という実際の物をアクリル絵具でいわば塗りつぶしたものである。鏡の部分は鏡の反射能力をかすかに残すように塗ってあるため,すこし銀色味を帯びている。塗られることで鏡面は鏡ではなくなり,一つの画面のようになっているが,それは絵画の画面というのでもない。この曖昧さが,曖昧さをつくりだしていることが,この作品の特徴である。一方で「絵具で覆われたレディー・メイド」であり,他方で「画面を覆われた絵画」でもある,と言えるだろう。