利箭
とりがや
概要
5本とも同形で、いずれも小さな三角形の鏃(やじり)をつけており、天平勝宝8歳(756)の『東大寺献物帳(とうだいじけんもつちょう)』(『国家珍宝帳』)にみえる「三稜(みかど)の小爪懸(こつまがけ)」という種類の鏃に該当すると考えられます。簳(やがら)の口巻(くちまき)や羽をつけた末矧(うらはず)には、黒漆(くろうるし)の上に金粉をわずかに蒔(ま)いていたことが認められ、羽の欠損の位置から三立羽(みたてば)であったことがわかります。
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