江戸全図・日本全図

えどぜんず・にほんぜんず

概要

江戸全図・日本全図

えどぜんず・にほんぜんず

江戸 / 広島県

広島県福山市

江戸時代/享和3年 (1803)

39×56

2

広島県福山市西町二丁目4-1

守屋壽コレクション

広島県(広島県立歴史博物館)

本資料は、鍬形蕙斎の2点の作品を同一の表装にしている。蕙斎は北尾重政の門下で北尾政美(まさよし)として江戸で活躍した浮世絵師であった。
「江戸全図」は現在の東京都墨田区亀戸付近の上空から見た図とされる。小さな文字で200以上の地名や名所を記しており、画題どおりの内容となっている。左の山の端に「カズサ」、右の端に「チヽブ山」とあることから、房総半島から秩父まで、江戸湾を極度に湾曲させ、超広角レンズで捉えたようなアングルであることが分かっている。またこのことから左端にある太陽は、朝日であり夜明けの江戸の町の絵であることを示している。
「日本全図」は本州南東海上から見た日本を描く。長久保赤水の日本図に拠っていることが明らかにされている。画題のとおり、名所をデフォルメして描いており、見るものを楽しませる。津山藩や付近の名峰大山も誇張して描くなど、機械的な鳥瞰図ではない。

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