右衛門切
えもんぎれ
概要
「古今和歌集」の断簡。糊跡の存在から、元は紙の端を糊付けして重ねた粘葉装の冊子本であったことがわかる。鎌倉時代初期の書写と考えられ、現在100点余りが確認されている。右衛門切には、ほかに「詞花和歌集」「千載和歌集」を書写したものが伝わっている。古今和歌集を書写した右衛門切と書式が共通しており、いずれも寂蓮(?~1202)を伝称筆者としている。ただし、それぞれ書風は異なっており、別の手になるものである。
所蔵館のウェブサイトで見る
熊野町美術博物館 筆の里工房文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
(C) The Agency for Cultural Affairs