ニホンカワウソの毛皮
にほんかわうそのけがわ
概要
氷見市内の民家で着物などとともに収集された二ホンカワウソの毛皮。防寒具などに用いるために用立てられたものとみられる。
ニホンカワウソは昭和3年に捕獲禁止となっているため、おそらくそれ以前、富山県内でもカワウソの毛皮が産出された記録が残る明治20年代から40年代頃のものと推測される。
カワウソなど水の中にもぐって魚などを捕えて生活している水棲ほ乳類は毛皮の質が良く、襟巻や外套の襟にするため高値で取引された。こうした乱獲と、河川改修や水質汚染などによる環境変化のため二ホンカワウソの生息数は激減し、現在はその姿を見ることはできない。
統計資料によれば、富山県内では明治中頃には年間50枚から120枚の毛皮の産出が記録されているが、明治後半になると20枚程度と減少する。さらに大正時代になると狩猟統計にカワウソはみられず、富山県内では大正末期にはほとんど絶滅したものと考えられる。
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