紙本墨画淡彩高岡十景図
しほんぼくがたんさいたかおかじゅっけいず
概要
高岡出身の日本画家・俳人の正村陶所による高岡十景図。画面左上から①二上山、②高岡大仏、③高岡御車山(二番町)、④獅子舞、⑤七夕まつり、右上から⑥高岡古城公園、⑦前田利長墓所の五輪塔、⑧梵鐘(高岡銅器の意か)、⑨瑞龍寺のひとつやいと(お灸)、⑩桜馬場公園が描かれている。
引首印(白文長方印「□」)、墨書「鷹城景物」。墨書「高岡之地/原写風物/景趣余/□選為/十集/信筆/□等是/又一時之/即興/耳(のみ)/甲申孟秋/陶所生」、朱文方印「陶所」。孟秋は秋の初め。また、陰暦7月の異称。
本紙が破れて穴が複数ある。
正村陶所(1886~1954)
高岡市の日本画家・俳人。木舟町の発田家出身で守山町の正村家に入った。冨田渓仙に影響を受け、独創性豊かな淡墨彩画のほか、地方風物を題材に描いた作品も多く残した。同市木町出身の政治家で漢詩人・書家の大橋二水などに漢詩を学び、筏井竹の門等俳人との交流も広い。
<参考>
当館展覧会「郷土の俳句・俳画」人物略年譜(展示用)ファイル,平成14年
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