版画 その他
古代史3 「天幕の下のアキレウス 頬美しきブリセイス思いかえしては涙に暮れ/勇者は暗澹たる苦悩に身を任せていた/パトロクロスがひとり空しくその武器を磨き/勇者の燃えたつ意気に息吹き込もうとした(P・・・議長の秘めたる訳文)この貴重な浅浮彫りは、ブール・ルージュ(モンマルトル郊外)の古代遺跡から、われらが疲れを知らぬ探検家シャルル・テクシエ氏によって発見された。アングル氏によれば、作者はフェイディアスに決まってるとのこと」
ドーミエ、オノレ
古代史43 「スフィンクスに合うオイディプス このヘンテコな顔の動物、考古学かぶれの先生みたいな頭ふり立て/彼に言う『いったい、なんでだと思う、ちょいとそこのあんた、当てにできないのはさ/ピラミッドってもんが』すると、合いの手入れるヒマもなく/オイディプスは答えて言うよ『そりゃカエルが鳴くから帰ろーとしてんだろ、カイロに』/まあねぇ古くさい語呂合せだから、許されるってもんかねぇ」(ラウル=ロシェット氏の講座)
古代史36 「アベレスとカンパスト とろけるようにやさしくて、うっとりするよなモデルのために/アペレス一途な思いに身をすりへらす、ホイそれきいておいそれと/大王アレクサンドロス気前よく、ポイとよこしたその美女を/もう相当に古めかしく、なんだかしわくちゃばっかになってたけど」(古代芸術について、カヴェ氏の詩的随筆)