工芸品 / 元
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元
- 長方形、印籠蓋造り。蓋表は大きく削面を取り、全面布張り、厚い下地に黒漆塗を施す。蓋の甲面と身の側面は中央に菱花形を画し、蓋や身側面は中に雲文、双鳳、双孔雀、双尾長鳥文などを表す。菱花形のまわりの地、蓋側面には唐花文を沈金で埋めつくす。蓋正面に「天」、身側面に「性、静、情、逸」の四文字を薬研彫する。蓋と身の内部は朱塗り。身側面に金銅菊座二重、小刻二重、切子頭鐶台円鐶付の紐金物(後補)を打つ。
- 縦55.0 横36.0 高29.0 (㎝)
- 1合
- 重文指定年月日:19690620
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 浄土寺
- 国宝・重要文化財(美術品)
本寺の孔雀そう金経箱(重要文化財)や光明房、誓願寺に伝わる延祐2年銘の経箱(重要文化財)の形態、意匠、技法とほぼ同じであり、同時代に元からもたらされたものと考えられる。類品中では最大の大きさである。