民俗 有形民俗文化財 / 江戸
蒲生墓地は、北区豊崎に所在する南浜墓地とともに、大阪七墓のひとつであった蒲生(野田)墓所の様相を現在に伝える墓地である。講組織は現存しないが、信仰の中核となった石仏群があり、七墓の風情を今に残している。地蔵堂にまつられる延命地蔵と称される丸彫の地蔵菩薩立像、文化13年(1817)の記銘を持つ半肉彫りの六地蔵、宝暦11年(1762)の記銘を持つ観音・勢至菩薩像、その中尊と思われる阿弥陀堂にまつられる丸彫の阿弥陀如来坐像で、貴重な民俗文化財である。
南浜墓地の六地蔵
南浜墓地の道引之地蔵
道引之地蔵の信仰習俗