版画 その他
古代史3 「天幕の下のアキレウス 頬美しきブリセイス思いかえしては涙に暮れ/勇者は暗澹たる苦悩に身を任せていた/パトロクロスがひとり空しくその武器を磨き/勇者の燃えたつ意気に息吹き込もうとした(P・・・議長の秘めたる訳文)この貴重な浅浮彫りは、ブール・ルージュ(モンマルトル郊外)の古代遺跡から、われらが疲れを知らぬ探検家シャルル・テクシエ氏によって発見された。アングル氏によれば、作者はフェイディアスに決まってるとのこと」
ドーミエ、オノレ
古代史36 「アベレスとカンパスト とろけるようにやさしくて、うっとりするよなモデルのために/アペレス一途な思いに身をすりへらす、ホイそれきいておいそれと/大王アレクサンドロス気前よく、ポイとよこしたその美女を/もう相当に古めかしく、なんだかしわくちゃばっかになってたけど」(古代芸術について、カヴェ氏の詩的随筆)
古代史18 「時代の名言 ディオゲネスったら、いったいなにしてんだ、ランタンなんかぶらさげちゃって?/エレガントに決めた伊達男たちが、風もないのにブラブラ、コソコソ言い合ってた/にいさんがたよ、わしゃ、ニンゲンを探しとるんじゃ、このフシ穴の目みひらいてな/とんとお目にかからんが、と彼いわく、けだし名言に、風前の灯の人類、みな空前の勢いでカッカしたわな」(ド=ランビュトー氏の詩的随筆)