いだく

絵画 日本画

  • 高山辰雄  (1912-)
  • タカヤマ、タツオ
  • 昭和52年 / 1977
  • 彩色・紙本・額・1面
  • 194.5×181.0
  • 9回改組日展 東京都美術館 1977

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高山辰雄(1912− )
TAKAYAMA,Tatsuo
いだく
Embracing
1977(昭和52)年
作者寄贈

終戦直後にゴーギャンの伝記を読み再出発の契機をつかんだ日本画家高山辰雄は、自身の内面を厳しく見つめ、人間や自然を主題に、力強い形態と繊細で密度の高い色彩による独持の様式を確立する。《いだく》では、ニュアンスに富むが全体の印象としてはくすんだ地色の色調のなかに、光を発する幼子を中心に形作られる円形の強いフォルムが浮かび上がる。それは幼子を抱く母親とそれを覗き込む婦人が形作る円であり、幼子の無垢や末来とそれを見守る女たちの慈しみを表している。画家の心のイメージが見事に象微化されている。

いだく

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