花(絶筆)
はな(ぜっぴつ)
概要
1999(平成11)年4月18日に節子が亡くなった際、神奈川県大磯町のアトリエに残されていた未完の作品である。赤色を下地に、その上から濃い黄色と白色を何度も塗り重ね、重厚感のあるマチエールで構成された、色使いが目を引く作品である。花瓶部分の黒色の中にある青色が、絵全体のアクセントになっている。
若くして急逝した夫・好太郎は黄色を好み、節子はそれにちなんで息子を黄太郎と名付けている。また、節子の命日は、奇しくも好太郎の誕生日でもあった。絶筆が黄色い花を描いた作品であることも、三岸夫妻の不思議な縁を感じさせる。
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一宮市三岸節子記念美術館文化庁 〒602-8959 京都府京都市上京区下長者町通新町西入藪之内町85番4
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