十二律管(図竹)

じゅうにりっかん(ずだけ)

概要

十二律管(図竹)

じゅうにりっかん(ずだけ)

全長18.5cm(壹越)、11cm(上無)

千代田区隼町4-1 国立劇場

登録番号958
紀州徳川家伝来雅楽器
解説:日高薫(国立歴史民俗博物館教授)

独立行政法人日本芸術文化振興会

音高の基準を示す調律用の器具である。「太秦廣永作」の刻銘あり。金属製の簧(した・リード)を付けた長短12本の竹管を音高の順に並べて箱に収めたもので、笙と同じ原理によって1本ごとに音を出す。なお、律管とは、広義には管による調律具一般を指すが、狭義には、指孔や簧のない上下の貫通した管から成るものを指す呼称であり、本資料は簧を付けることから、図竹とする方が正確である。各管に、日本の十二律名「壱越(いちこつ)」「断金(たんぎん)」「平調(ひょうじょう)」「勝絶(しょうぜつ)」「下無(しもむ)」「双調(そうじょう)」「鳧鐘(ふしょう)」「黄鐘(おうしき)」「鸞鏡(らんけい)」「盤渉(ばんしき)」「神仙(しんせん)」「上無(かみむ)」を記す。太秦(薗)廣永(うずまさ/そのひろなが・1634-1703)は、笙を主業とする天王寺方の楽人。

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