華厳経巻第三残巻
けごんきょうまきだいさんざんかん
概要
伝称筆者とされる朝野魚養は、平安時代前期に活躍した医家であり、能書としても名が高かった人物。空海の師とも言われるが、確証はない。魚養の書として伝えられているものに「薬師寺経」があるが、これは天平後期の写経生、十数名の手によるものと考えられている。
本品は料紙、書風ともに「薬師寺経」に相通ずる所がある。大ぶりで堂々とした字姿は、奈良時代後期の写経の特徴を具えている。
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