二条切
にじょうぎれ
概要
「二十巻本類聚歌合」の断簡で、巻第17を書写したもの。筆者は藤原俊成の父 藤原俊忠(1073~1123)とされているが、現存する断簡は異なる三つの書風にわかれるうえ、同じく二十巻本類聚歌合の断簡である伝藤原忠家筆「柏木切」の中に同筆のものがみられる。側筆を用い、起筆や転折は強く打ち込んで書かれており、平安朝の優美な書風から個性的な新しい書風への展開を思わせる。
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